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7月21日(日) 朝倉台自主防災会が集会所に於いて『第1回救急救命講習会』を開催しました

朝倉台自主防災会は、自治会の共催を得て設立以来28年間毎年実施し、コロナ禍の2020年度の中止を除き、延べの受講者数はおおよそ800人にも上ります。

コロナ禍以降は、15名づつ2回に分けて開催することになり、今年も、自治会「防犯防火委員会」の15名の皆さんが受講されました。

毎年、朝倉台のために桜井消防署から救命士2名の方が夜勤明けにも拘わらず講師に来て下さり心から感謝致しております。

3時間コースの濃密な救命講習会を受講された皆さんの多くは、受講して良かった、との感想をいただき「いざという時」きっと役立つことでしょう。

お疲れ様でした。(自主防災会事務局)

 

2024年09月07日

7月7日(日)自主防災会が初瀬川で、年次放水訓練を行いました。

当会の多くの防災機器類は、設立以来、月次点検と、専門業者による年次点検を行っており、7月には、実際に水を出す放水訓練も初瀬川において実施しております。

今回、2本のホースの内、1本が28年間の経年劣化のため小さい穴が開いていたことが判明。やはり点検は欠かせないです。

その後、夏祭り会場になる4号公園に移動し、傷んだ防災パーゴラ下のテーブルの補修とペンキ塗装、遮光ネットの張り替えも行いました。

ここは、朝倉台の住民の方や子どもたちの憩いの場所にもなっている所です。

皆様、お疲れ様でした。(坂口)

 

2024年09月06日

6月12日(水)朝倉台自主防災会が「亀の瀬」「奈良県遊水地整備事業工事現場」「廣瀬神社」等、日帰り《研修会》を実施しました。

今回の防災研修会は大阪府柏原市と王寺町との県境にあります通称「亀の瀬 」と呼ばれる県境の谷間に行ってきました。

奈良盆地の156本もの多くの川全てが「亀の瀬」一カ所に集まり大阪湾に流れる大和川は、奈良県にも大阪府にとっても重要な位置になります。
南北を生駒山地、金剛山地に挟まれた亀の瀬は狭い渓谷で、「ボトルネック」(瓶の首)といわれる川幅20mの狭い箇所があるため、日本各地で発生する「線状降水帯」が、もし、奈良盆地で発生し大雨を降らすと大和川流域は大水害が予想されます。
地質調査では4万年前から度々地滑りを繰り返しており、最近では昭和6~7年と昭和42年に大規模な地滑りが発生しております。

 これを受けて国では、総工費約900億円かけた地滑り対策事業をし、現在でも年間25mプール128杯分の地下水を吸い取り大和川に放出し、常に地滑り異変が発生しないか24時間体制で国土交通省が監視しています。

「砂掛け祭り」で有名な河合町の「廣瀬大社」は、日本書紀によると、天武天皇は風を司る龍田大社と水神の廣瀬神社を2社1対のお社として、国家安泰、五穀豊穣を祈願されたという。
廣瀬神社西側を流れる細い川幅の「不毛田川」(ふけた)は、大雨時、大和川の水位が上がると内水氾濫が起きないよう「不毛田水門」を閉じる。
そうなると、不毛田川の水が行き場を失い、度々、神社参道まで水浸しの被害になっていた。また、「57水害」として今も語られる昭和57年の大和川の大水害では、王寺町一帯が大水害に見舞われ、平成29年の台風21号では、斑鳩町に24時間降雨量が300mmとなり大和川流域に広範囲な内水氾濫の大被害となった。

奈良県は、大和川流域「遊水地整備事業計画」の中で、廣瀬神社を挟む東側「保田地区」と西側「不毛田地区」の遊水地工事に着手しておりの現地を視察しました。

 

大和川の源流になる初瀬川近くに住む私たちは、今回の研修で改めて大和川の水害についても多くを学びました。

桜井市危機管理課職員の皆さま、国土交通省近畿地方整備局大和川河川事務所亀の瀬出張所他多くの関係者皆さまにも大変ご協力を頂きました。厚く御礼申し上げます。(坂口)

 

2024年08月06日

6月3日(月) 自主防災会の坂口副会長が京都花園大学で防災講演会を実施されました。

私(植田)が非常勤をしている花園大学(京都市中京区)で、朝倉台自主防災会副会長の坂口さんをお招きし、授業の一環として防災講演会を開催しました。

ちょうどこの日の早朝、能登半島で震度5強の地震があり、桜井市でも緊急地震速報が鳴り響いて驚いたばかりというタイミングでした。

講演が始まり、被災地の生々しい写真、坂口さんの熱のこもった語り口に、約200人の学生はたちまちのうちに引き込まれました。そして、『日本書紀』に記された「白鳳地震」に始まり、現在に至る多くの自然災害、被災地の状況を教えていただき、いかに日頃からの防災が大切なのかを、学生は思い知ることになりました。

 たいへんなショックを受け、心を痛めた学生もいました(学生の感想カードから)。
・「津波に襲われた大川小学校(宮城県石巻市)。判断ミスで未来がある多くの子どもの命を  失った。これは人災だ!と聞き、とてもしんどい気持ちになった」
・「最初から最後まで、ずっと鳥肌が立つほどの恐怖や焦りを感じた」
・「身近な人を亡くす心の痛みはとてつもないもの。その痛みを知った」

 しかし、多くの学生は、防災への意識を高め、心を新たにしました。
・「災害は人間には止めることができない。だからこそ災害が起こる前にきちんと備えてお かなければならない。災害が起こった後にも命を落とすことがいくらでもあるから、日頃 からの意識はとても重要だ」
・「若い世代が、防災含めたくさんの面で、地域を支えなければならないと思った」・「自 分が危なくなる可能性があることを理解して、それでも力になりに行くかっこいい人がい るんだな。自分もこんな考え方ができたらいいなと思うことができた」
・「自分以外の人を助けるためにも、まず家族と決めごとをしておくことで、周りに目を向 ける余裕が生まれるのではないか」
・「講演タイトルにあるように、“相手は自分自身!”。いかに深く関心をもって行動するか が大切だ」

 学生が学ぶ教科書には、災害発生後の支援の流れしか書いてありません。いかに平常時の防災、またそのための地域づくりの支援が大切であるか、それを学生に学んでほしいという私の願いがありました。
阪神淡路大震災後の復興支援に入られた経験、自主防災会立ち上げ後、28年間、その活動を牽引してこられた坂口さんのお話は、私の願いに応えていただいたとともに、多くの学生にとって、防災に対する意識改革、特に“自助”“共助”の大切さを学ぶ機会になりました。
坂口さん、本当にありがとうございました。
                            (文責 植田)

 

2024年08月02日

5月2日(木) 畿央大学附属幼稚園農園の雑草を自主防災会有志で刈り取り整備しました。

集会所北側にあります畿央大幼稚園農園が幼稚園移転後手入れがされなくなり雑草があまりにもひどい有様でしたので、宮本元園長さんの了解を取り自主防災会有志で草刈りをしました。

宮本元園長には、夏祭り、防災訓練にと今まで大変お世話になっていますので宮本さんに提案して綺麗に清掃した次第です。

自主防の長谷川、池田、川端、坂口の有志が賛同して下さり。軽トラ2回分の大量の刈り草ゴミが出ましたが全部処理しました。(坂口)

 

2024年05月03日

4月7日(日) 自主防災会が月初めの防災機器月次整備点検を実施しました。

桜満開の素晴らしい好天気の中、平時からの月次点検は、全ての機器は一発駆動で正常でした。

 

点検終了後、住民皆さんが大勢集まる集会所周辺の清掃も併せて行いました、

自主防災会は、安全安心な住み良い町つくりを目指して、地域の環境美化にも努めております。(坂口)

 

2024年05月03日

災害時、あなたを救う買い置き・ローリングストック

30年以内で70パーセントの確率で発生すると云われる和歌山県沖を中心とした南海トラフ地震や富士山噴火による首都機能喪失、名張断層帯・奈良東縁断層帯発生の活断層地震などが近い将来起こるとされる大震災は心配されるところです。

また、昨年のゲリラ豪雨、台風被害も近年まで無かった規模で、私たちの住む環境は大変動期に入っております。

今年1月末から始まった「新型コロナウィルス」騒ぎでもお気づきのように、災害が起こった時、あっという間にマスク・消毒薬がスーパー、コンビニから消えました。

このことからわかりますように「災害が起こってから買い求めよう」と行動を起こしても遅いのです。

そこで今推奨されているのが「ローリングストック」です。

備蓄品を買う → 自宅で保管する → 食べる・使う → また買う

この循環です。モノにもよりますが賞味期限半年から最長7年まであります。

こうしてある程度ご家庭で備蓄を心がけることが安心につながります。

では、どの程度備蓄をすれば良いのでしょうか?

昭和の頃は最低3日と云われていましたが、1週間分は用意しておいた方がよいです。

南海トラフ地震が起これば、太平洋に面した市町村では地震・津波により大災害が発生します。

その災害救助のため、自衛隊・消防・警察・海上保安庁・日本赤十字などの8割は沿岸部被災地に投入されます。

西名阪国道も被害を受け、東海・関東方面からの物流がストップします。

津波の規模にもよりますが阪神高速湾岸線も被害を受けるかもわかりません。

東も西も物流がストップすれば奈良は京都方面からのみとなり、モノが不足するのは目に見えております。そこへみんながスーパーなどに買いに走るのです。あっという間に商品棚は空になるでしょう。

避難所に行けば水・食料が配給されるとお考えの方は甘いです。

大震災が起これば電気・ガス・水道のライフラインも止まります。市役所や県の職員も被災者です。すぐには活動できませんし、先ほども言ったように救助部隊の大半は太平洋沿岸部に投入されますので桜井市は後回しとなります。

小学校など避難所がまともに機能し出すのに3~5日はかかるでしょう。

そこでいつも言っていますように「まず自分のことは自分で」「町内会近隣で助け合う」が心構えとして必要になるのです。

後、災害発生季節にもよりますが、キャンプ用品もあれば公園・庭先避難が出来ますね。

これで災害発生1週間を乗り切れば、援助物資も届きだし、電気から順にライフラインも復旧していくと思います。

大震災発生時は電気消失となりスーパーのレジ、ATM機も使えなくなります。そんな時役に立つのが小銭です。1万円札では釣り銭不足となり商店が販売を断る例が今まで多数ありました。千円札よりも小さいお金が被災現場では重宝されましたので心に留め置いてください。

あと、阪神淡路大震災でもありましたが、地震では家具転倒による圧死、負傷が多かったです。避難どころではありません。家具の転倒防止金具の取り付けや寝る場所についてもう一度点検をお願いします。

 

参考:ソレドコ > アベナオミ  https://srdk.rakuten.jp/entry/2019/02/22/103000

 

 

2020年04月01日

警戒レベル4で全員避難

令和元年(2019年)6月25日、国は災害発生の危険度と住民の方々が取るべき行動を5段階の「警戒レベル」を用いて知らせるようにしました。

朝倉台自治会では、台風などで警戒レベル3を市が発令したとき、各町会長又は人権福祉対策委員が前もって要支援・声かけ希望を申し出ておられる方を中心に、集会所への一時退避についてお伺いします。

希望をされます方は申し出てください。

ただし、集会所には飲料水・食料品・布団などの備え付けはありませんので各自でご用意ください。高齢または障害で身体に不安がある方は町内会役員で集会所まで送迎いたします。

警戒レベル4が発せられた時は「全員避難」となっておりますが、残念ながら朝倉台住民2800名あまりを収容する施設はありません。

一応、市では朝倉小学校体育館が避難場所となっていますが到底収容できません。

また、県のハザードマップでは朝倉小学校の東西が土砂災害区域になっており、谷間上流部に砂防ダムが完成していない今は豪雨・台風に対しては不安があります。

この点を心に留めておいてください。

 

2020年03月31日

重ねるハザードマップ

国土交通省が身の回りの災害リスク情報を地図に重ねて表示する「重ねるハザードマップ」のポータルサイトを立ち上げました。

今いる場所の災害危険リスクを調べるために有用です。

スマホに登録しておけば、勤務先や旅行先の災害危険リスクを一目で知ることが出来ます。

https://disaportal.gsi.go.jp/index.html

朝倉台の場合は下図のとおりです。津波の心配はありませんが土砂災害のリスクがありますね。また、避難場所の朝倉小学校自体も土砂災害リスクがあり、そこまで避難する道路もリスクだらけですね。

少しの心配はありますが、畿央幼稚園・集会所の方がまだ安心のようです。

 

PS: 2020年8月14日、桜井市ホームページにおいても「桜井市Web版ハザードマップ」の運用を開始いたしました

 これにより、パソコンやスマートフォンから任意の地点の災害リスクを容易に確認できるようになるだけでなく、住所検索や航空写真の重ね合わせ、縮尺の変更、印刷等の機能も備えておりますので、自分だけのハザードマップの作成など、幅広い活用が可能となります。

ぜひご利用ください。

桜井市ホームページ「桜井市Web版ハザードマップ」
https://www.city.sakurai.lg.jp/sosiki/kikikanrikan/kikikanrika/bousaimap/1597214800875.html

 

 

2019年11月18日

土砂災害警戒区域等の指定状況

奈良県では、土砂災害防止法に基づき、急傾斜地の崩壊、土石流及び地滑りによる土砂災害のおそれのある区域として土砂災害警戒区域(イエローゾーン)の指定を完了し、イエローゾーンの中で建築物に損壊が生じ、住民等の生命又は身体に著しい危害が生じるおそれのある土砂災害特別警戒区域(レッドゾーン)の基礎調査の実施し、土砂災害警戒区域等の指定状況及び基礎調査結果の公表しました。

平成31年3月現在の危険マップについて掲載します。

1.急傾斜地の崩壊警戒区域

 ① 朝倉台東2丁目-1

 

 ② 朝倉台東2丁目-2

 

 ③ 朝倉台東2丁目-3

 

 ④ 朝倉台東 竜谷支線-1

 

 ⑤ 朝倉台東 竜谷支線-2

 

2.土石流警戒区域

 ① 朝倉台東6丁目

 

 ② 朝倉台西6丁目~朝倉台東7丁目~朝倉台東1丁目

 

 ③ 朝倉台西6丁目~7丁目、朝倉台東1丁目、朝倉台西3丁目

 

 ④ 朝倉台西7丁目、8丁目、2丁目

 

大型台風、記録的大雨の際は十分ご注意ください。

関連記事 「朝倉台避難場所」 「避難勧告等に関するガイドラインが変わりました」  

奈良県砂防・災害対策課ホームページ http://www.pref.nara.jp/1681.htm

奈良県中和土木事務所 http://sabo-yr-etsuran.pref.nara.jp/

 

 

 

 

2019年03月23日

朝倉台避難場所

1 指定緊急避難場所

  災害の危険から命を守るために緊急的に避難をする場所です。災害の種類(地震、洪水、土砂災害、大規模な火災)ごとに指定をしていますので、災害状況に合わせて避難をしてください。(桜井市危機管理課)

朝倉台自治会では、1・3・4・6・7号公園を緊急避難場所としております。

※ 指定緊急避難場所ではありませんが、台風、集中豪雨が予想され「避難準備・高齢者等避難開始」が発せられた際の緊急退避所として「朝倉台集会所」が町会長及び自治会長の判断により利用できます。(朝倉台集会所使用規則 第19条) 

 

2 指定避難場所

  災害の危険に伴い避難をしてきた被災者等が一定期間滞在するための施設です。 

 ※ 大規模災害が発生し災害対策本部が協力要請を行う施設として「畿央大学附属幼稚園 冬木記念館」があります。

大規模災害時、朝倉台集会所は「災害対策本部」となり、自治会・自主防災会、ボランティア朝倉台など「安心・安全ネットワーク」が中心となって、朝倉小学校避難所と連絡を密に取り、被災者の捜索・被災箇所の応急修理、片付けを行ったり、団地内被災者に対し衣類、飲料水・糧食の確保・配給等の拠点として使用します。

台風・記録的大雨による土砂災害の場合、警戒レベル3以上で朝倉台集会所への一時退避が出来ます。町会長に申し出てください。

詳しくは「避難勧告等に関するガイドラインが変わりました」の記事をお読みください。

 

 

2019年03月22日

南海トラフ地震対策DIYミニ番組

高知県広報課のインターネット放送局が発信しています番組から、南海トラブ地震に備えたご家庭でも出来る対策について26回にわたり放送されています。

「いつか~」「まさか」の備えのために是非見てください。

 

第1回 家具の配置見直し

第2回 家具の固定① ~L字金具と突っ張り器具~

第3回 家具の固定② ~連結器具~

第4回 家具の固定③ ~固定シートや安定板~

第5回 家具の固定④ ~落下防止~

第6回 ガラスの飛散防止対策

第7回 住宅の耐震化① ~診断から工事まで~

第8回 住宅の耐震化② ~施工事例とポイント~

第9回 ケガの応急処置

第10回 避難路・避難場所の確認

第11回 ブロック塀の安全対策

第12回 備蓄品の備え

第13回 非常持ち出し品の備え

第14回 避難生活

第15回 火災対策① ~出火防止~

第16回 火災対策② ~延焼防止~

第17回 火災対策③ ~安全な避難~

第18回 地域での備え① ~家具の固定~

第19回 地域での備え② ~備蓄品~

第20回 地域での備え③ ~避難所運営~

第21回 マンションでの防災対策

第22回 親子でできる手作り防災グッズ①

第23回 親子でできる手作り防災グッズ②

第24回 避難所運営マニュアルの作成

第25回 シチュエーション別のDIY対策

第26回 南海トラフ地震に備えちょき!

 

2019年03月22日

考える防災教室

大阪ガスの防災教材『考える防災教室』が(公財)消費者教育支援センター主催の「消費者教育教材資料表彰2018」企業・業界団体部門において、優秀賞を受賞しました。
この教材は、楽しく学ぶ小学校高学年用の学習教材として無償配布されているものですでに10万冊配布されました。
内容は小学生に限らず、大人にも参考になる内容でしたので、ここに一部掲載誌いたします。

どうですか? 皆さん答えが出ましたか?

問1で電気やガスが止まってしまった場合、調理が出来なくなってしまいます。

お父さんの答えは・・・

 

 

やはり、キャンプなどで使うバーベキューコンロやカセットコンロは役立ちますね。

カセットコンロならボンベ3本で1000円で購入でき長期保管も可能です。

アウトドア好きなお父さんなら、テントや寝袋、ランタンも用意されているでしょうから大切に保管しておいた方がよいですね。

皆さんも非常食として乾パン、ビスケットなどを用意しておられると思いますが寒い時期に被災した場合やはり暖かいものが欲しくなりますね。

また、カップラーメンなどもお湯がなければ食べられませんし火がないとご飯も炊けませんね。

では、続いて問2の割れた食器の問題です。

新聞の折り方はまた後で出てきます。

出来れば紙皿、紙コップも備蓄しておきたいですね。

この問題で特にポイントになるのは「ラップ」です。

食器の上にラップをしてその上におかずやご飯をのせて食べれば、食後ラップを捨てるだけで食器洗いの必要がなくなります。

被災時は水の確保が難しくなります。

朝倉台には大きな水道タンクがありますが、2~3日で空になります。

途中の送水管が損傷していれば1日持つかどうかです。

南海トラフ大地震が起これば自衛隊、消防、警察などの救助の大半が太平洋沿岸部に投入されます。

桜井市には給水車が3台しかありません・・・。 推して知るべしです。

桜井市にも緊急用の備蓄水がありますが、震災発生当初の混乱の中では道路も被害を受け、なかなか調達は困難を極めるものと思います。

また、朝倉台だけでも3000人弱です。2リットルのペットボトル6本入りで500ケースが毎日必要となります。うむ・・・

貴重な水を有効活用するためにも食器洗いはなるべく避けたいですね。

 

さて、最後の問い3です。

今までの大地震の傾向を見ますと、冬期、夜間が多いです。

暖房器具が使えない時、寒さ対策どうされますか。

新聞紙を下着の下にいれラップでまけばかなりの保温効果があります。包装の際に使うプチプチも断熱効果が高いです。

どうでしたか?

上記のことをまとめると以下のとおりです。

 

また、屋内家具については普段から次のことに注意しておいてください。

 

また、防災のための準備品として下記の避難生活グッズも参考にしてください。

 

最後に、災害時の連絡方法についてご家族で打ち合せしておいてください。

 

 










2019年03月16日